福島の飯舘牛を南アルプスで育てようプロジェクト2

kanno.jpg

1からの続き

早速私は菅野さんあてにメール
「では子牛を何頭か南アルプスで買い取る方向で考えます。

子牛を移動するために飯館側で車を用意してもらうことは可能でしょうか?
流れとしては
山梨で軽油を用意(ドラム缶200L予定 確保済み)
えがお大学院ネットワーク軽油で軽油福島市内まで輸送(調整中)
福島 → 飯館まで燃料輸送(未定)
飯館で燃料補給し、子牛を山梨まで輸送(飯館手配)
山梨で必要な物資調達→飯館帰着(飯館手配)

という流れでいかがでしょう。」

あと菅野さんの携帯番号を聞いた。

返事としては、飯舘側で(ちなみに私はずっと間違えて飯館と書いていたごめん)
牛の移動の専門業者がいるということと
買取の場合9ヶ月の子牛で40万円くらいが相場だということ

私はこれを受け菅野さんへ電話

燃料の軽油をこちらで用意することと、牛を買い取るから、進めて欲しい旨連絡

遊休農地事業で飼っている牛の場合も、1頭ではさびしがるから、2頭は必要だったはず
2頭で80万かあ・・・・

でも、お金はあとでなんとかなる。(何とかならない場合も多いが)
時間は待ってくれないし、原発は沈静化していない

この時点で3月25日の午後

飯舘村の水道水はすでに大人でも飲めない旨の報道が流れる状況

それでも(少しは小心者なのだ)NPOえがおの関係者と連絡を取り、
牛を南アルプスに運ぶアイデアと、ほかの人の意見も伺う

でもまあ、やらないで後悔するよりやって後悔するほうがいいから
(この考え方は、いつもうちのNPOスタッフや会員のみんなに迷惑を
かけるのだが、今のところは許してもらっている・・・と思う)

菅野さんに少し強めに実行する旨伝える

その後菅野さんは親父さんに私のアイデアを伝え、
親父さんはいきなりの申し出にそうとうびっくりしたらしい

次の日のメールは

「小野さん

親父に話ました所少し考える時間をいただきたいとのことです。

親父は降ってわいたような話でびっくりしているようです。

親父が懸念しているのは

1、もっていった後クレームをつけられないか。

2、運搬料が高額になるのではないか。

3、和牛の子牛だと放牧飼育だと元がとれなくて、小野さんに迷惑かけないか。

との心配があるようです。暴露は親父と話してから話ますが、お金だけの問題だと思います。上記の点いかがでしょうか?」

なんとも申し訳ないかぎりである。
確かに、原発の避難勧告も出ない今の現状で、牛を移動させるということは
きちんとした商行為として移動するしかないのだ。
でも、放射能を受けた可能性のある牛を受け入れて、確かに南アルプスの人が
心配して、私に非難の目を浴びせかけるかもしれない。

でも、国は避難を勧めていない場所なんだ
人間も安全だと繰り返し呪文のように繰り返す国が、この牛の移動に文句を言うなら
人間も危険だと主張することになる

私はこの牛を食べるために飼うのではない。遊休農地をきれいにしてもらうためなんだ

元が取れるか取れないかは、私の今後のアイデア次第
ええ元ならとれるようにしますとも、私が元取ったと思った時点で
それは完了するから大丈夫

私は菅野さんに、先のメールの心配は気にしなくてもよい旨伝え、燃料を確保してそちらまで
運ぶ手段を考えるから、飯舘村から、山梨まで牛を運ぶ方法を考えてもらう旨電話する

動こう。

まず燃料だ。山梨だって燃料は不足気味だけど
私にはNPOの活動でつながった仲間がいる。
(つまり何かあったらすぐ誰かを頼りにするのだ)

電話をした どこへ

ガソリンスタンドを経営する農業生産法人の仲間のところだ
(いやガソリンスタンドを経営する会社が農業をはじめたのだ)