福島の飯舘牛を、御前山の圃場に移しました

飯舘牛御前山.jpg

5/14日、飯舘から来たNPO所有のメス黒毛和牛2頭を、いままで飼育していた、下一之瀬地域の通称「日向山・物見塚古墳前」圃場から、甲西湯沢地区のクラインガルテン近くにある御前山圃場に移動させました。

こんどの圃場はかなり広い面積を電気柵で覆う事ができるので、しばらくは餌の心配をしなくても
よさそうですね。

福島から来た牛を見学したい方は、南アルプスクラインガルテンを目安にお越しください
前回の圃場は非常に狭くて分かりにくい道ですが、今度は分かりやすい場所になります。
クラインガルテンの中野地区と湯沢地区のちょうど間に挟まれた高台のようになっている
圃場が放牧地になります。

見学は自由ですが、電気柵が通じていますので、触れるとビリっときます。
また、付近には南アルプスクラインガルテンの参加者がいらっしゃいますので
迷惑にならないようにご見学くださいませ

私どものNPOにご連絡いただけば、時間の許す範囲内でご案内もいたしますので
info@npo-farm.comまでメールいただくか

NPOの代表電話番号 055-282-6267 までご連絡ください。

なお、この2頭の牛は、原発災害が起こってから約2週間後の3月30日に山梨に到着しています
それまで、飯舘村の畜舎内で飼育され、餌は畜舎内保存の乾燥干し草を水は井戸水を飲ませていました。外部被ばくについては、当NPO法人購入のガイガーカウンターにて、通常の空気線量
の値と明らかな有為性がない事を確認しており、定期的にチェックしています。

また内部被ばくについては、餌やり時に、牛の排泄物(おしっことウンチ)に対して同様に
ガイガーカウンターでチェックしています。
現在のところ明らかに高い数値を確認することはありませんが、同様に定期的なチェックを
行っています。

移動が2週間という短期間で移動できたので、空間中のセシウムの摂取は思っていたほどでは
ないようで、飯舘村の報道で言われたような恐ろしい量が、体内から排出されることはなさそうです。

とはいえ心配だ!という方は、遠慮なく私どもにご連絡ください。ガイガーカウンター付きで
ご案内いたします。

南アルプスクラインガルテン案内図はこちら

東京電力の原発事故によって、地元福島の家畜たちは、すべて対応が後手に回り
いまだ農家への補償問題どころか、はたして家畜たちが安全なのかについてさえ
きちんとした解決がついていない状況です。

私たちの取った行動が、どのような結果を生むにせよ、今回の原子力災害に対して
被害を被っている家畜たちを代表して、南アルプスで草をはみつづける牛がここにおり
この牛たちを、多くの方々が見学していただけることで、この問題を考え、長く記憶に留める
きっかけにしていただければ幸いに感じます。