カテゴリー別アーカイブ: 震災と原発と

H25年度賛助会費募集のお願いと理事長の想いについて

omoi_rijicyou.jpgのサムネール画像H25年度賛助会費の募集にあたり、


今回何故ひろく皆様にNPOの賛助会員になって頂きたいか。
どのような経過で、南アルプスのNPOが福島の牛を飼育することとなったのかをわかって頂くために、一枚のご案内を作成させていただきました。
pdfファイル形式になっておりますので、ダウンロードして印刷し、お知り合いにご紹介していただけると幸いです。
H25年度の募集関係の書類をまとめた、募集セットのpdfファイルはこちらです。
理事長小野隆からのお願いと、までい牧場として飯舘村の牛を連れてきた経過について
こちらにまとめさせていただきました。少し長文ですが、お読みいただけると幸いです
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皆さまのご協力に感謝いたします。

4/27岩崎けんいちさんが飯舘の牛を観に来てくれたよ

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前回の虹の天使さんのアースデイイベントの後、
歌い手の岩崎さんから連絡があり
前回時間が合わなくて、牛さんたちを観に行けなかったので、ぜひ見てみたいとのことで

時間をあわせて、放牧場に御案内した。
で、岩崎さんと飯舘の黒毛和牛達とのショット

柵の中まで入って、牛さんたちと触れ合っております。

こちらの様子は岩崎けんいちさんのブログに紹介されてます

飯舘の牛さんたちに名前が付いていないよー、今度公募しなきゃねって言ったら
さっそく電話で
「福ちゃんと島ちゃんがいい!」とエントリーの第1号です。
こんど公募も考えますので皆様よろしく

で、
その後、NPOの遊休農地を解消した場所などをご案内しながら
帰りがけに、子供の村小学校といっしょに行っている、小麦の栽培の事などを話しながら、
ここにあるんですよ~と、学校の看板の前を通り過ぎながら指差しますと、興味津津の様子。

ほんじゃ顔出してみましょうかと
南アルプス子供の村小学校に、アポなしの突然の訪問。

宿題も、テストもない小学校のウワサに、どんなところかと、
岩崎さんもそわそわ私の後についてきましたが

「こんちはー」
といつものように、いきなり学校に押し掛けて、授業中(なんだと思う?)の教室に顔を出し
「わー、ひげのおのっちだ~」と指で私をつっつく子供A
この学校には私と同じ小野さんという先生がいるので、子供達はこの小野先生もおのっちとよんでいる。

突然の訪問にもかかわらず、岩崎さんが歌手と知ると、
「ギターあるよー」と子供たち
当然
「歌ってー」
となり

こうなりました

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いきなり教室から歌声が聞こえてきたので、他のクラスからも
子供たちが集まって、おおさわぎ

はい突然御迷惑をおかけしました。
学校の様子もあちこち拝見させていただいて、

この非常にユニークな、とってもたのしい小学校の見学タイムでした。

連休明けには、ここの子供さんたちと、麦の網掛けをしますよー。

オーガニックコットンアバンティの渡邊智恵子さんと南アルプスで綿の栽培を始めませんか

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平成24年4月に、NPO南アルプスファームフィールドトリップと日本のオーガニックコットン市場をけん引してきた
アパレルメーカー㈱アバンティとは山梨県の企業の農園事業を活用しながら、南アルプスでオーガニックコットンを
育てる取組みを始めます。

まずはその第1弾として、アバンティ代表取締役「渡邊智恵子」さんを南アルプスにお招きして、
参加者と一緒に綿の種を蒔きながら、綿の栽培や、アバンティの取組みをお話しいただける機会を設けました。

お忙しい渡邊さんが山梨にお見えになるせっかくの機会ですので、一緒に綿の種を蒔きながら
アバンティが歩んできた社会的な活動や、これから起こそうとしている夢を一緒に共有しませんか。

「アバンティと綿の種まき」

日時 平成24年 5月 27日(日)

参加費:NPO賛助会員とお子さんは無料です。
     一般参加者 1000円
定 員:40名(先着順)
イベント内容・当日のスケジュール
  9:50 御勅使川南公園駐車場集合。移動
10:00 NPO農場にて綿の種まき
11:00 古民家移動、お昼ごはんづくり
13:00 わたづくりのお話(渡邊智恵子さん)
14:00 コルティバーレdeわたくり体験
15:00 解散

アバンティが進める新しいファッションブランド coltivaRe(コルティバーレ)とは、
イタリア語で(植物を)育てる、耕す、栽培するという意味です。

今回はコルティバーレブランドのウェアを試着しながら綿繰り体験を行う予定です。

チラシはこちら⇒H240527wataue.pdf

こちらのお申込みフォームからご予約できます。

※その際は、参加イベント名「アバンティと綿の種まき」と明記してください。

アバンティさんのHPはこちら⇒オーガニックコットンAVANTI

集合場所  御勅使南公園駐車場

        会場はそこからすぐ南東のNPO南アルプスファームフィールドトリップ
        野菜畑になります。 
地図はこちら


より大きな地図で 御勅使南公園駐車場 を表示

ミレーの種を蒔く人パクリ

震災を想い、未来の「種を蒔く人」になりませんか

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3月11日には、福島県飯舘村からやってきて南アルプスのまでい牧場で草をはむ黒毛和牛「福ちゃん島ちゃん」といっしょに、牧草の種を蒔きませんか。

山梨といえば、ミレーの美術館が有名ですから、ここはミレーの「種を蒔く人」になりきって、牧草を蒔きまくってもらいます。

①一般参加の部  午前10時と 午後1時の2回、までい牧場にて牧草の種を配布します。スタッフの指示に従って、遊休農地に種を蒔いてください。

②なりきりミレーの部 定員20名 午前11時より「福ちゃん島ちゃん」をバックに
種を蒔く人になりきってもらいます。衣装は各自工夫してください

③露天の部 までい牧場内で当日震災に関係したメッセージ、御案内、活動報告等のブースを希望者に開放します。ぜひご参加ください
現在のところ、
岩崎けんいちさんが新曲「種を蒔く人」を携えて来てくれる
・・・・んじゃないかなあ

NPOの活動案内と、加工品くらいは出店します。

お昼は各自でご用意ください。なお前回の小屋づくりで好評でした
パスタをなりきりミレー参加者と付添の方にはご用意します。

そして
④当日までい牧場までこられない皆様
皆様の「種を蒔いている姿」
を写真で投稿してくださいFACEBOOKで
NPO南アルプスファームフィールドトリップのサイトの
「種を蒔く人」の画像をシェアしていただくか
フォト蔵などの画像共有サイトにアップした「種を蒔く人」の写真と共有してください
(フォト蔵だとこちら)
http://photozou.jp/community/show/3792

当日牧場にてプリントアウトして参加させていただきます

なりきりミレーご希望の方は axono@nifty.comまでご連絡ください
先着順とさせていただきます

腕に覚えのあるカメラマンの方のご協力をお願いします
屋外のイベントなので雨天は中止となります。

 
チラシはこちら⇒種を蒔く人.pdf

南アルプスまでい牧場建設事業債 起債発起

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アルプスファームフィールドトリップでは、平成21年度より、南アルプス市内の遊休農地を
対象とした、遊休農地の解消とグリーンツーリズムイベント事業を、国の厚生労働省の基金による
緊急雇用対策事業を活用して、行っています。
平成21 年度は約2ha 平成22 年度は約10ha の市内遊休農地が、耕作可能な農地に改善されています。
このうち、南アルプス市湯沢地区の南アルプス市クラインガルテン隣接の約2haの遊休農圃場において、東日本大震災で被害を受けた、福島県飯舘村から、平成23年3月30日に移送てきた黒毛和牛2頭「福ちゃん・島ちゃん」が、遊休農地の草刈りのために飼育されています。
この事業は平成23 年度までの事業ですが、この取組みを継続的に続け、市内の遊休農地が少しで
も活用できるように、またこの福島から来た「福ちゃん島ちゃん」に子供を産んでもらって、
将来飯舘村で牛の飼育が出来る環境なった時に、地元の血統の牛を里帰りできるように、
NPO 法人南アルプスファームフィールドトップでは、この遊休農地を、
「南アルプスまでい牧場」として整備を行っていきたいと考えています。
この牧場運営の資金調達のため、NPO 法人債を発行したいと考えています
この取組みに対する起債発起案を検討することにいたしました
現在以下のようなプランで進めていきたいと考え、会員向けの検討を始めます。
① 本NPO 法人債は「南アルプス市の遊休農地解消」事業を推進するために
NPO 法人南アルプスファームフィールドトリップ理事長の責任において起債するもので、
法律上は擬似私募債にあたります。この擬似私募債は、少人数私募債形式による、利息制限法・
出資法等の関係法令及び各種業法をクリアした民法上の債券です。
② 額面は一口10万円。を予定しています
③ 償還は起債後5年ですが、1年経てば、請求があれば規定の手続きの後償還も可能です。
④ 利息は年3%とします。
⑤ NPO 法人債購入については会員へのご案内になります。
賛助会員になって頂きますと詳しい説明を致します、年会費は年間3000 円になります。
アルプスまでい牧場建設事業債の取組みにご関心のある方はこちらまでご連絡ください
NPO 法人南アルプスファームフィールドトリップ
400-0213 山梨県南アルプス市西野1202
でんわ055-282-6267 http://npo-farm.com/
発起案のチラシはこちら

『原発に感謝して卒業!みんなでHEIWAを祈り、歩こう平和通り~♪』に参加しました

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本日午後1時半から、甲府駅前の信玄公銅像前に集合した面々

手に菜の花、風船などを持ち2時から平和通りを行進です。

今回のイベントは

「虹の天使」という、環境に関心をもつ団体の代表 岡明美さんの呼びかけで実現

『原発に感謝して卒業!みんなでHEIWAを祈り、歩こう平和通り~♪』
というメッセージで、メールが回ってきたので、家族で歩くことにしました

以下今回のご案内文です。
> 歩こう!歌おう!踊ろう!
>
> 原発に感謝して卒業するために〓
>
> 人々がつながり、すべての生命が幸せに暮らせる社会を築くために〓
>
> ☆★このパレードでは・・・
> 福島の原発震災を機に単純に恐怖や危機感を持つのではなく、
> 危機感を持ったうえでポジティブなアクションを起こそう!
> ということが目的です。
> みんなで歩くことで、先ずは山梨県に一番近い浜岡原発を止めて欲しいという
>声があることを一人でも多くの方に知ってもらい、また【脱原発への道を歩む希望ある一歩】
>となるようにと、このタイトルをつけてみました。
>
> いい意味で冷静に、危機感も持つけどポジティブに、サティヤーグラハ(非暴力と不服従)
>でいきたいです★☆
> お子さん連れ、家族、友人など身の回りの人もお誘いして、お散歩のような気分で♪歩きつつ、
>批判や対立ではなく、電気を消費する全ての人が『協力』してこの先の、私たちのエネルギーを
>どうしようか?と考える小さなきっかけにもなれば嬉しいです。
>
> 道行く人、たまたま見かけた人などなど、多くの方に原子力やエネルギーについて考える機会を
>提供したいと思っているので、私たちは「浜岡原発の停止」を掲げる有志ではありますが、
>親しみやすく、明るいイベントにしたいと考えています。
>
> スタートの信玄公像前もゴールの舞鶴城公園も桜が満開で綺麗です!!

ということで2時からゆっくりと歩いて、ゴールの公園で、せっかくだから

今回の県議選の県議候補者向けのアンケート結果を皆さんに報告。

「飯舘から牛を連れてきた男です」という自己紹介が、山梨では一番わかりやすい今日この頃

次の行進では、牛と一緒に歩きたいという声も

可能かどうか検討した上で、できるならみんなと福島の飯舘牛と一緒に、平和を考えながら

歩いてみたいですね。あと県知事さんに嘆願をだそうという活動についても少し触れました

次回の日程が決まりましたら、こちらでも紹介できるといいなと思います。

福島の飯舘牛を南アルプスで育てようプロジェクト4

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今日は朝からたくさんの方からメッセージを受けた。
昨夕に、山梨のローカルニュースとして牛到着の模様が放送されたことと、
今朝の山梨の地方版各社朝刊にこの飯舘牛のNPOによる購入プロジェク
トが紹介されたこと、さらにNHKの朝の全国版に牛到着の様子が流れ、ま
た午前中にはYahooのトップページにも紹介された(らしい。私は見られな
かったのだ)当事者の菅野さんは、地元飯舘にもこの情報がメディアに流
れたことでかなり動揺していた。

情報が広まるのは、自分の想いが思ったとおりに伝わるわけではない。
良くも悪くも広がって行くのだ。予想していたとはいえ、地元の心情を、身を
もって体感している菅野さんにとっては、この話題が地元飯館に届くことに
よるさまざまな感情のうねりを、正面から受け止めきれずにいるようだ。

一晩をN’POえがおつなげての好意で、北杜市の温泉旅館に宿を取って
休んでもらった菅野さん夫妻と、NPOえがおつなげての曽根原代表理事と
藤尾さん、私とで今後についての打ち合わせを行う。

現在の飯舘の状況を、現場で生活していた菅野さんの目と、離れた私たち
の目と、これから起き得るさまざまな可能性と、どうしたいかという自分の
希望と、短時間では語りつくせないのだけれど、

私が動いてしまったことで引き起こされたさまざまな問題は、いまさら引っ
込みはつかないのだから、

常に前向きに考える。

事態が悪い方向に向かうと感じても

その状態を基準に、自分に出来る前向きな行動を取る。

未来を作るのは、私の思いを
行動に移して選択した結果。

宿の前で曽根原さんと記念写真を取って、

菅野さんと南アルプス市内に戻る。

その戻る間の短い時間の中でも、
菅野さんの中で、ものすごい葛藤や悩みがあったのだろう

牛を運んできたトラックは、ゆっくりと私の
車の後ろをついてくるので、
いつもの調子で進みそうになる私は少しはっとする。

中央自動車道は現在50kに規制されているのだ

決められたルールを守る。

私はそんな福島県民の菅野さんの不器用に見えてしまう
まじめさに、改めて思うのだ

私が菅野さんから牛を購入したのは間違いであるはずは無く

どうであれ、結局私は買うことになる運命だったのだ

そうでなければ、こんなクソ真面目な(笑い)青年と
出会えるはずはなかったのだから

私の周りのおぢさんたちもこんな感じで
生意気な頭でっかちの若手農業後継者として
舞い上がっていた(今も舞い上がっているが)
私を、見守ってくれていたのかもしれない。

少しおじさんに近づいた、元青年の私は
なんだか自然と微笑んでいるのだ。

車は南アルプスに戻り、そこで日本経済新聞社の
記者さんが、待っていてくれた。

菅野さんの想いと、私のいたらなから菅野さんに
心配をかけさせてしまった少しの反省とを

記者さんの前でちょっと整理しながら、取材は進み
もう一度菅野さんは、山梨に運んできた牛の元に、

到着した電柵の前に牛は姿が無く、ちょっとだけどきどき
しながら、遊休化した農地の奥のほうに進んで行くと

NPOが以前から飼っていた2頭のジャージー牛の後ろを
ちょこちょこと2頭の黒毛和牛がついてきてくれた。

菅野さん夫婦にえがおが溢れる。

ああこのひとたちは本当に牛がすきなんだなあ

ただ、牛を育てて、生活していきたいだけなのに

これから二人は飯舘に戻る。

これから私はパソコンの前に戻る。

そう、今日は3月31日
NPOの請け負った様々な事業の報告書を提出する

締め切りの日だったりする。
(夏休みの宿題は前日にやっつけながら、翌日の言い訳を
考えるこどもです。)

今回は3の続きは無しですね。

福島の飯舘牛を南アルプスで育てようプロジェクト3

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2011年3月30日いよいよ飯舘から牛が到着!
子牛たちは報道陣からの熱烈なお迎えを受けることとなった。

2からつづく
さて、

私が電話した先は、南アルプス菜園という農業生産法人の
農業生産部門を背負う石倉さん。実はこちらの法人、
地元のガソリンスタンド経営を発展させて、トマトなどのハウス
野菜を栽培している、農業法人なのだ。こちらの石倉さんとは、
普段からNPOのイベントや、遊休農地の解消事業でも連携し
ており、この震災の後も、私たちが遊休農地を整地するのに
必要な重機の燃料をきちんと届けてもらったり、また、現在、
遊休農地で借りているジャージー牛2頭も、石倉さんの仲介で
お借りすることが出来たという、かなりお世話になっている方で
ある。

私の、牛を運ぶために現地に燃料を届けたいという相談に、
(ほんとに二つ返事で)「出来るよ。ドラム缶も提供するから、必要
な数量を伝えて。」
との心強い回答。早速軽油3缶600L分をキープしてもらった。

次にNPOえがおつなげてのスタッフ藤尾さんに連絡。NPOえがお
つなげてのネットワークで、飯舘の菅野さんに牛輸送用の軽油を
届ける方法を一緒に考えてくれないかを打診

いろいろなアイデアを出してくれる中、藤尾さん自身が、車用意して
くれれば福島まで届けてもいいよとのこと、ちょうど自身の関係している
団体のイベントが身延町であり、山梨に来ている。

渡りに船とさっそくその線で、うちのNPO所有のディーゼル1BOX車
にドラム缶を積んで移動することに、燃料の準備と、人はそろった

あとは菅野さんと打ち合わせ
飯舘から山梨に配送する車の手配はともあれ、とにかくこちらに来るための
燃料と配送方法は確保したので、プランを進めてもらうよう連絡

藤尾さんとは、せっかく福島に行くなら、NPOえがおつなげてで関係している
福島方面の拠点に、支援物資も一緒に積んで行きたいからと打ち合わせ

この時点で、地元の普段から付き合いのある新聞記者に連絡、牛を南アル
プスまで連れてくるプランを計画中である旨伝える。

さらに、牛の移動や、購入に対し、問題が無いか、現在遊休農地に放牧して
いる2頭のジャージー牛の様子を定期的に見てもらっている、県の家畜保健
所の担当者へ、うちのNPOスタッフを通じ連絡を取ってもらう。

すでに3月26日午後 24日には飯舘村の雑草から、桁外れの放射性物質
が検出された旨報道が広がり、ミネラルウォーターのペットボトルが、自衛隊
の車両からどんどん運び出される映像が映る。

国も、東京電力も、だからといって、飯舘の住民を退避の対象とするわけでなく
また、出荷停止の作目が日に日に増える福島県内の農産物に対し、実際に
農家に補償が実行された気配もない

原発の冷却は相変わらず見通しもたたず、そんな中、夜になって菅野君から
一本の電話が入る

 

2011年県議会議員選挙候補者へのNPOからのアンケート回答

●アンケート項目
絶対安全と言われ続けてきた福島原発の想定外の事故により、放射性物質の漏洩が止まってい
ません。放射性物質により、水が飲めなくなったり、農産物の出荷が制限される事態となりま
した。ここ山梨は、日本有数の農業県であるとともに、日本一のミネラルウォーター生産県で
す。ところが静岡県浜岡原子力発電所の環境アセスメントには山梨県の環境評価はなく。山梨
県は、中部電力に対し、何らメリットなく、リスクだけを負う関係になっています。
現在の状況を踏まえた上で当NPOは、農業者や、地域の水資源を守る観点から、浜岡原発の
環境評価のやり直しと、山梨県の環境評価を盛り込むまでは、発電所を一時停止することを
求めています。今回の候補者のみなさまにおきまして、今回の私たちの要望に対する持論を
お聞かせください。

静岡県浜岡原子力発電所を一時停止することを

  山梨県知事に提言したい

  山梨県知事に提言する必要は無い

  2011年統一地方選山梨県県議選候補者      
  選挙区 名前 アンケート結果  
1 甲府 土橋 亨 様 県知事に提言したい 環境評価をすぐ行う事を提言
2 甲府 深沢 芳次 様 どちらともいえない  
3 甲府 臼井 成夫 様 無回答  
4 甲府 笹本 貴之 様 県知事に提言したい  
5 甲府 樋口 雄一 様 無回答  
6 甲府 小越 智子 様 県知事に提言したい  
7 甲府 永井 学 様 無回答  
8 甲府 皆川 巌 様 無回答  
9 甲府 飯島 修 様 無回答  
10 甲府 根本 直幸 様 無回答  
11 甲府 安本 美紀 様 無回答  
12 甲府 仁ノ平 尚子 様 無回答  
13 富士吉田 渡辺 亘人 様 無回答  
14 富士吉田 渡辺 淳也 様 無回答  
15 富士吉田 武川 勉 様 無回答  
16 富士吉田 勝俣 進 様 無回答  
17 富士吉田 早川 浩 様 無回答  
18 笛吹市 前島 茂松 様 無回答  
19 笛吹市 山下 政樹 様 無回答  
20 笛吹市 久保 貴宣 様 県知事に提言したい  
21 笛吹市 中村 正則 様 無回答  
22 南アルプス 斎藤 公夫 様 無回答  
23 南アルプス 名取 泰 様 県知事に提言したい  
24 南アルプス 久保田 松幸 様 県知事に提言したい  
25 南アルプス 桜本 広樹 様 どちらともいえない  
26 南アルプス 河野 良太 様 県知事に提言したい  
27 大月 棚本 邦由 様 回答保留  
28 大月 井上 正己 様 どちらともいえない  
29 甲斐市 木川 貴志 様 県知事に提言したい  
30 甲斐市 大沢 軍治 様 県知事に提言したい  
31 甲斐市 木村 富貴子 様 県知事に提言したい  
32 甲斐市 保延 実 様 県知事に提言したい  
33 甲斐市 山田 一功 様 県知事に提言したい  
34 甲斐市 込山 伸一 様 無回答  
35 山梨市 望月 清賢 様 無回答  
36 山梨市 高木 晴雄 様 どちらともいえない  
37 山梨市 向山 輝 様 無回答  
38 中央市 一瀬 明 様 提言する必要はない  
39 中央市 関敦 隆 様 無回答  
40 中央市 河西 敏郎 様 県知事に提言したい  
41 韮崎市 清水 武則 様 無回答  
42 韮崎市 小野 修一 様 無回答  
43 上野原市・北都留 志村 時江 様 無回答  
44 上野原市・北都留 石井 脩徳 様 どちらともいえない  
45 中巨摩 鷹野 一雄 様 県知事に提言したい 静岡県浜岡原子力発電所に対して提言したい
46 中巨摩 塩沢 浩 様 無回答  
47 南巨摩 望月 勝 様 どちらともいえない  
48 南巨摩 望月 利樹 様 提言する必要はない  
49 南巨摩 深沢 登志夫 様 無回答  
50 南都留 渡辺 英機 様 無回答  
51 南都留 高村 初子 様 無回答  
52 南都留 白壁 賢一 様 無回答  

以上のような結果となりました

52候補中、回答者は23候補

このうち、内容の一部賛同を含めたうえで
静岡県の浜岡原発を検査のため停止することを山梨県知事に向け提言したい 
という回答が14候補
提言の必要がないという候補が2候補
どちらとも言えない・態度保留という候補が7候補
無回答者が29候補になります。

4月8日朝の段階で別のNPOあてFAX番号に到着していた分を含めて
書き直しました。4月8日10時の時点で私が確認した候補者からの集計結果になります。

回答いただいた候補のうちコメントを寄せて頂いた候補のお名前と、文章を続けます

それぞれ、選挙区と、選挙区での届け出順になります
**************************************
甲府選挙区 土橋 亨候補
県知事に提言したい

山梨県の環境アセスメントの評価はなく、リスクはあってもメリットはない事は私も思います。
しかし今の電力不足を考えると、経済の破綻にもつながるような気がします。すぐ停止しろという事でなく環境評価をすぐする事を望みます。
***************************************
甲府選挙区 深沢 芳次候補

浜岡原発の機能について公開されていない事が多い。その為今の私の知識と立場では判断がつかないのが実態です。ただ福島原発の人災は許せない。
福島と浜岡を比較して説明を求める。
今回の地震で女川は問題なかった事も含め検証の必要がある。
※急を要することは分かりますが、もう少しゆっくりと書きたいと思います。
****************************************
甲府選挙区 笹本 貴之候補
県知事に提言したい

どうぞがんばって下さい。
これまでの電力に頼った生活を見直さなければならないと思います。
****************************************
甲府選挙区 小越 智子候補
県知事に提言したい

福島原発の事故は、「想定外」の事故ではなく、日本共産党や市民団体が、チリ地震級の津波がくれば重大事故に陥る危険をくりかえし指摘したのに東京電力が拒否し、安全対策をとらなかった人災です。福島原発の危機回避を最優先課題として取り組むとともに、エネルギー政策の根本的転換が必要だと考えます。当面、原発の総点検、原発の新増設の中止、東海地震の想定震源域の真上に位置する浜岡原発はただちに停止すべきです。そして、原発依存から自然エネルギーへの大転換すべきです。
******************************************
笛吹市選挙区 久保 貴宣候補
県知事に提言したい

原発依存から自然エネルギー(太陽光・水力・風力・地熱)への計画的な転換を図る。
*******************************************
南アルプス市選挙区 名取 泰候補
県知事に提言したい

福島原発について日本共産党は、早くからチリ地震級の津波がくれば重大事故になりかねないことから改善を繰り返し提起してきたのに、それを東京電力が
拒否し、安全対策をとらなかった人災であり「想定を超えた」自然災害による不可抗力の事故ではありません。危機回避のためにあらゆる知恵と能力を結集した対策に総力をつくすことが必要です。
さらに全国の原発を総点検するとともに、東海地震の想定震源域にある浜岡原発は即刻停止を求めます。もちろん新増設はきっぱり中止すべきです。
******************************************
南アルプス選挙区 久保田 松幸候補

県知事に提言したい

提言の趣旨には賛成できますが、電力供給のあり方について、今後の方向を国民全体で考えるべきと思います。一時停止が可能であるならば実行して、対策を講ずることも必要と考えます。
*******************************************
南アルプス選挙区 桜本 広樹候補

どちらとも言えないので、コメントは差し控えさせていただきます。
********************************************
南アルプス選挙区 河野 良太候補

県知事に提言したい

安全性の再確認をするまで停止し、早急にクリーンエネルギーのさらなる開発を進めるべき

(同時に、県知事に対しての嘆願書賛同の署名活動にも多くの方と共に協力いただきました)
********************************************
大月選挙区 棚本 邦由候補

今回の大震災の状況をかんがみると我が国のエネルギー政策全体に及ぶことであり、現時点での回答を保留したいと思います。
********************************************
大月選挙区 井上 正己候補

どちらともいえないが知事にはもっと多様な提案をすべきである
今回の大災害により原子力発電が危険極まりないことは自明である。浜岡発電所の安全性を高め、山梨県民に安心・安全を与えることは知事の重要な責務であると思う。しかし、だから直ちにこれを停止することが山梨県の電力供給にどのような影響を与えるか私はまだ確信がもてない。知事に対しては、貴グループのような立場の方々が多様な提案をすることによって遅れた山梨県政の改革に貢献すべきである。
**********************************************
甲斐市選挙区 木川 貴志候補

県知事に提言したい

同じ日本の基準により建設されている浜岡原発が、東海地震などにより、福島と同様の事故発生を招くおそれは、今この瞬間においても継続しており、極めて危険な状態にある。
 自然の力は計り知れず、東日本地震以上のものが今直ぐどこかで起こる可能性もゼロではありません。起こってからでは手遅れであり、現状の無対策稼働は危機管理意識が甘いと言えます。
***********************************************
甲斐市選挙区 大沢 軍治候補

県知事に提言したい

太陽光発電を推進することが山梨県としては安心・安全であり、自然力の活用にもなる。
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甲斐市選挙区 木村 富貴子候補

県知事に提言したい

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甲斐市選挙区 保延 実候補

県知事に提言したい

(同時に、県知事に対しての嘆願書賛同の署名活動にも多くの方と共に協力いただきました)
***********************************************
甲斐市選挙区 山田 一功候補

県知事に提言したい

現在多忙の為、コメントできません。後日意見を表したいと思っております。
***********************************************
山梨市選挙区 高木 晴雄候補

現状とこれからの推移について、十分な情報を分析して対応したいと考えております。

***********************************************
中央市選挙区 一瀬 明候補

知事に提言する必要はない

電力の供給の見通しがつかなければ、一時停止をすることができないと思います。供給の
見通しがついたその後で、環境評価をやり直す事が必要だと考えます。
***********************************************
中央市選挙区 河西 敏郎候補

知事に提言したい

***********************************************
上野原市選挙区 石井 脩徳候補

一時停止することで、現在の国民が生活維持でき、企業や情報基盤等に支障を
きたすことがないのであれば、提言することも必要であると思う。しかし非常に難しい事では
ないかと思うので、今の段階ではどちらとも言えない。
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中巨摩選挙区 鷹野 一雄候補

静岡県浜岡原子力発電所を一時停止することを

静岡県浜岡原子力発電所に対して

知事に提言したい
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南巨摩選挙区 望月 勝候補

現状況下ではコメント判断は難しい。

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南巨摩選挙区 望月 利樹候補

知事に提言する必要は無い

福島原発の事故を憂いています。多くの方々が迷惑し、心配していることは大変なことと思います。しかし、今電力事情が悪化する中で、仮にも浜岡原発を一時停止することは、日本経済に大きな打撃を与えかねません。今こそ経済を立て直さなければ、日本は沈没します。
※浜岡原発のみならず、日本中の原発停止になる恐れがあります。
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選挙期間中の、貴重な時間の間にも関わらず、お時間を割いて御回答いただいた候補者の
皆様、たいへんありがとうございました。

十分な判断材料となるほどの候補者からの御回答を得ることが出来ませんでしたが
無回答も、御返事の一つととらえ、今回の候補たちの浜岡原発に対するスタンスを
候補者選びの際の参考にしていただければ幸いと思います。

今回のアンケート集計に対し。とても残念な思いをしたことが1件だけあります。

私は今回のアンケート調査を、山梨日日新聞に掲載された情報をもとに、記載された
選挙事務所にあてて郵送いたしました。
火曜日の朝投函して、木曜日の朝の段階で、アンケートの返送のなかった候補者事務所あてに
アンケートが届いているか。もし届いていなければFAXで再送させていただきたい旨を
お電話で事務所の方に伝え、候補者に木曜日中に返送をご協力いただきたい旨お伝えしました。

忙しい中私のようなあやしげなNPOへの返事にかまっていられない気持ちは分かります。

ほとんどの選挙事務所の方は、私のアンケート到着の確認と、FAXの郵送先を教えてくださいました。

ただし、ただ一つの事務所だけは、「候補は忙しいから御返事できません」と事務局の方からはっきりと告げられ、電話を切られました。

私は、少し悲しかったけれど、この事務所の候補の名誉のためにもう一度電話をしました。
アンケートの返事を拒否したのは事務局の人間で、候補ではないのだから、候補の意向も聞かずに拒否されるのは候補にとって不幸なことであろうから。

2度目の電話は、少なくとも、将来県会議員になって山梨県民のために働く人間の事務所が
言い放つ言葉ではないと思います。

「忙しいのでおたくの相手をしているひまはありません。」

私のアンケートの答え、

浜岡原発を一時停止することを

県知事に提言してもらえるか もらえないか

ただこれだけ。

あなたの今回のせんきょとやらの仕事はそんなに忙しいのですね

大震災を受け、あれだけ安全と太鼓判を押していた原発が、「想定外」と言う
うすっぺらい言葉で簡単に放射能汚染を誘発し、水が飲めなくなり、農作物が
出荷できなくなりました。

浜岡原発はM8.5の地震を「想定」して安全だと謳っています。
今もHPにそう記載されているのですからまちがいありません。
津波に対しては、満潮時+6mの津波が最大として「想定」しているそうです。

今回の福島の原発災害をすでに体験した私たちは、この数字以上の地震や、津波が
起こることは「想定外でした」と原子力安全保安院が他人事のように読み上げるのを
当たり前のように受け入れられるのでしょうか。

浜岡原発が被災した場合、放射性物質は山梨の地に拡散し、山梨の水源を汚染します。
そうなったとき、いったいどこの水を、今水道が使えない東北の人たちに届けるというのでしょう。

私は原発反対を訴える環境団体でありません。

今震災の為に、山梨産のミネラルウォーターが急ピッチで充填され、被災地に送られているからこそ、水を汚染するリスクのあるものは、何をおいても最優先でリスク排除するのが当然と思っただけのことで、まだ山梨の候補者は電気の方が大切だと思っているのでしょうか?

車の不具合があったら、たとえその可能性が少なくても、分かった段階でリコールして回収します。

設計の耐震設計の前提が今回の地震で残念ながら覆ったのです。

だから浜岡原子力発電所の一時停止を求めるのです。

農業者として最後に言わせてもらいます。

私たち人間にとって、生存に最初に必要なのは酸素です。

空気が吸えるなら、次に必要なのは水です。

そして次が食べ物になります。

決してお金でも、

電気でもありません。